ギュットとパスバビーはどっち?前乗せか後ろ乗せかで先に決まる
子乗せの電動自転車は15万円を超えます。失敗できない買い物なのに、カタログを見てもどれがどう違うのか分かりません。
パナソニックのギュットとヤマハのパスバビー。この2つで迷っている人は多いはずです。
ただ、メーカーで比べる前に決めることがあります。子どもを前に乗せるか後ろに乗せるかで、選ぶ車種そのものが変わります。
ここが決まれば候補は一気に絞れます。まず前後で車種がどう分かれるかを見てください。
実車を並べて比べている動画です。カタログの数字だけでは分からない差が見られます。
前か後ろかで車種が変わる
先に結論です。同じギュットでも、前乗せはF、後ろ乗せはRと型番が分かれます。
ヤマハも同じで、後ろ乗せがパスバビー、前乗せがパスキッスです。メーカーを決める前に、乗せる位置が決まっていないと候補が絞れません。
| 乗せる位置 | パナソニック | ヤマハ |
|---|---|---|
| 前に乗せる | ギュット・クルームF | パスキッス |
| 後ろに乗せる | ギュット・クルームR | パスバビー |
| グレード | EXとDX | 装備で分かれる |
ナカガワサイクルの解説によると、ギュットを買う人の約8割がこのFかRのシリーズを選んでいるそうです。それだけ前後の選択が入り口になっています。
前乗せは何歳まで使えるのか
前乗せは子どもの様子が見えるので、小さいうちは安心感があります。ただ体が大きくなると乗せられなくなります。
後ろ乗せは長く使えるかわりに、前かごが空くという別の利点もあります。ヤマハの説明でも、パスバビーは前かごに荷物を入れられる点が挙げられています。
何歳まで乗せられるかは法令で決まっています。年齢の線引きは小学生を乗せると違反になる話にまとめているので、購入前に確かめてください。
2社の違いはどこに出るか
位置が決まったら、次はメーカーです。ここは好みが大きいのですが、判断材料になる差はあります。
ヤマハのパスバビーは、前後にシートを付けて幼児2人同乗基準適合車にできます。子どもが2人になる予定があるなら、この拡張性は効いてきます。
パナソニックのギュットは、クルームのEXとDXでグレードが分かれます。装備を足すか価格を抑えるかを、同じシリーズの中で選べる形です。
- 2人乗せの予定があるなら拡張性を見る
- 予算を抑えるならグレードの下を選ぶ
- 装備の差は価格差にそのまま出る
ブリヂストンのビッケはどうなのか
3社目としてビッケを候補に挙げる人も多いはずです。ただ、この記事では正面から比べていません。
調べた時点で、ビッケは本体の取り扱いが見当たりませんでした。レインカバーなどの用品は出てくるものの、車体そのものは店頭かメーカー系の販売店を当たることになります。
3社の性格の違いはヤマハとパナとブリヂストンの比較で扱っているので、ビッケも含めて検討したい人はそちらを見てください。
価格と装備で並べる
ここからは実際の車種です。乗せる位置とメーカーで変わるので、まず下で絞ってください。
Q1. 子どもをどこに乗せますか?
| 車種 | 乗せる位置 | メーカー | 価格 |
|---|---|---|---|
| ギュット・クルームF・DX | 前 | パナソニック | ¥154,364 |
| パスキッス | 前 | ヤマハ | ¥154,942 |
| ギュット・クルームR・DX | 後ろ | パナソニック | ¥156,136 |
| パスバビー | 後ろ | ヤマハ | ¥162,500 |
| ギュット・クルームF・EX | 前 | パナソニック | ¥182,969 |
| ギュット・アニーズ・DX | 後ろ | パナソニック | ¥149,900 |
1. ギュット・クルームF・DX(前乗せの標準)
前乗せの標準モデルです。型番のFが前乗せを示しています。
クルームFは前かご付きで、子ども乗せ部分からサドルまでの空間が広く取られています。足が当たらずにこげる設計で、小さい子を前に乗せる時期にはこちらが向きます。
- 前乗せの標準グレード
- 前かご付きで足元にゆとりがある
- 子どもの様子が見えて安心しやすい
2. パスキッス(ヤマハの前乗せ)
ヤマハで前乗せを選ぶならこちらです。ギュット・クルームF・DXとは価格がほぼ並びます。
15.8Ahのバッテリーと3段変速という構成です。前乗せ中心の時期を快適に過ごしたい家庭に向くと、ヤマハ自身も整理しています。
- ヤマハの前乗せモデル
- 15.8Ahで3段変速
- 価格はパナの前乗せとほぼ同じ
3. ギュット・クルームR・DX(後ろ乗せの標準)
後ろ乗せの標準モデルです。Rが後ろ乗せを示します。
前かごが空くので、買い物袋や保育園の荷物を入れられます。子どもが大きくなっても乗せ続けられるぶん、長く使う前提ならこちらです。
- 後ろ乗せの標準グレード
- 前かごが荷物用に使える
- 体が大きくなっても乗せられる
4. パスバビー(2人乗せに広げられる)
ヤマハの後ろ乗せです。この記事の中では一番高い部類に入りますが、理由があります。
前後にシートを付けると幼児2人同乗基準適合車として使えます。2人目の予定があるなら、買い替えずに済む可能性が出てきます。
- 後ろ乗せから2人乗せに広げられる
- 15.8Ahで3段変速
- シートを外せば普通の電動車になる
5. ギュット・クルームF・EX(装備を上げる)
同じ前乗せでも、EXはDXより装備が上のグレードです。そのぶん価格も上がります。
DXとの差額をどう見るかは使い方しだいです。毎日長い距離を走るなら回収できますが、近所の送り迎えが中心ならDXで足ります。
- 前乗せの上位グレード
- DXとの差は装備と価格
- 走る距離が長いなら検討する
6. ギュット・アニーズ・DX(価格を抑える)
この記事で扱う中では価格が一番低い車種です。15万円を切ります。
アニーズは前年モデルなので値がこなれています。最新にこだわらないなら、浮いた分をレインカバーやヘルメットに回せます。
- 前年モデルで価格がこなれている
- 15万円を切る価格帯
- 浮いた分を用品に回せる
前乗せ同士は価格がほぼ並びます。クルームF・DXが154,364円、パスキッスが154,942円。後ろ乗せはクルームR・DXが156,136円、パスバビーが162,500円で、少しヤマハが上になります。
本体を決めたら用品が要ります。レインカバーは前用と後ろ用で別物なので、前後タイプ別の選び方を先に見ておくと買い直しを避けられます。
買ってから気づきやすい3つ
15万円の買い物で後から気づくと痛いのは、この3つです。
前乗せがすぐ使えなくなった
- 症状:買って1年で体格に合わなくなる
- 原因:購入時の年齢だけで前後を決めた
- 対処:後ろ乗せへの移行時期を先に考える
用品を買い直すことになった
- 症状:レインカバーが車体に合わない
- 原因:前用と後ろ用を確かめずに買った
- 対処:車体を決めてから適合を見て買う
2人目で買い替えになった
- 症状:2人乗せに対応できず買い直す
- 原因:拡張できる車種か見ていなかった
- 対処:予定があるなら適合車から選ぶ
初めての子乗せで迷いやすい点は、1歳デビューのつまずきにも整理しています。実際に使い始めてから分かることが多いので、購入前に目を通しておくと違います。
よくある質問
先に決めるのは乗せる位置です。後ろ乗せならギュット・クルームRとパスバビーが候補になり、前乗せならクルームFとパスキッスになります。位置が決まってから価格と装備で比べてください。
子どもを乗せる位置です。Fは前乗せが標準、Rは後ろ乗せが標準になります。EXとDXはグレードの違いなので、まずFかRを決めてからグレードを選ぶ順番になります。
拡張できる車種を選んでください。パスバビーは前後にシートを付けて幼児2人同乗基準適合車として使えます。あとから買い替える費用を考えると、最初から対応車を選ぶほうが結果的に安く済みます。
候補にはなりますが、この記事では扱っていません。調べた時点で本体の取り扱いが見当たらず、価格を並べて比べられなかったためです。ビッケも含めるなら店頭やメーカー系の販売店で見てください。
年式が変わっても基本の構造は大きく変わりません。価格がこなれているぶん、浮いた費用をヘルメットやレインカバーに回せます。ただしバッテリーの製造時期は確かめてから買ってください。
車種が決まったら、どこで買うかで変わる手続きと補償も確かめておいてください。
そもそも15万円台まで出すべきかで迷っているなら、8万円台のモデルで足りるかどうかを先に見てください。子どもが1人なら選択肢が変わります。
まとめ
ギュットとパスバビーで迷っている状態は、実はまだ選択肢が絞れていない状態です。この2つは乗せる位置が違うので、並べて比べる相手ではありません。
前に乗せるのか後ろに乗せるのか。ここを決めれば、候補は各メーカー1つずつに減ります。そこからは価格と装備の話だけです。
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※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。価格は2026年7月時点のAmazon表示で、モデル年式や販売者により変動します。装備とグレードの内容はメーカーの最新情報をご確認ください。同乗の可否は道路交通法および各都道府県公安委員会規則によります。
参考:ナカガワサイクル(ギュット・クルームのEX・DX・F・Rの違い)/ヤマハ発動機 よくあるご質問(Babby unとKiss mini unの違い)/ヤマハ発動機 PAS Babby un
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