折りたたみ自転車の泥除けは後付けできる?ダボ穴なしはクイックリリース式
折りたたみ自転車には泥除けが付いていないモデルが多く、雨あがりに走ると背中とお尻に泥の筋が残ります。
後から足せます。車体にネジ穴がなくても、Vブレーキの台座を使う金具や、工具なしで挟むタイプが選べます。
先に見るのは自分の車体がどの留め方に対応しているかです。ここを飛ばすと、届いた金具が余ります。まずは付け方は3つあるからお読みください。
泥除けの付け方は3つある
留める場所が違うだけで、守れる範囲と手間が変わります。
- ダボ穴型…フォークとリアエンドのネジ穴にボルトで留める。いちばん覆える
- ブレーキ台座型…Vブレーキの台座を借りて留める。ネジ穴がない車体でも付く
- クイックリリース型…シートポストやフレームに挟む。工具なしで外せる
ダボ穴型はいちばん泥を止められる
タイヤの上をぐるりと覆う形なので、跳ね上げをほとんど止められます。通勤で毎日乗るならこの形が安心です。
ただしネジ穴が要ります。畳む都合でダボ穴を省いた折りたたみ自転車も多く、まず穴の有無から確認することになります。
ブレーキ台座型はネジ穴がなくても付く
Vブレーキやカンチブレーキが付いていれば、その台座を使って金具を留められます。荷台の取り付けでも同じ考え方が使われます。
台座のボルトを一度外すので、締め戻しのトルクだけは慎重に。ブレーキまわりを触る作業になります。
クイックリリース型は畳む日に外せる
晴れの日は外し、雨の予報の日だけ付ける使い方ができます。輪行や車載が多い人はこの形が合います。
覆う面積は小さめで、水たまりを勢いよく踏むと足元までは守りきれません。割り切って使う道具です。
自分の車体を見る3か所
買う前に見るのはネジ穴・ブレーキの形・畳んだときの当たりです。
フォークとリアエンドにネジ穴があるか
前はフォークの中ほどと、車輪を留めるナットのそば。後ろはチェーンステーの付け根あたりを見ます。
- 前輪を上から見て、フォークの左右に小さなネジ穴がないか探す
- 後輪の車軸のそばと、シートステーの上側も同じように見る
- 穴があればダボ穴型が第一候補になる
- 穴がなければブレーキ台座型かクイックリリース型に絞る
ネジ穴にボルトが差さったままのこともあります。指で触ると見つけやすいです。
ブレーキの形を確かめる
タイヤの横から左右に腕が伸びていればVブレーキです。台座型の金具はここを使います。
1本の支点で左右が動くキャリパーブレーキなら、台座は使えません。挟む形かダボ穴型を選びます。ブレーキの形はタイヤの規格を調べるときにも見る場所です。
畳んだときに当たらないか
折りたたみ自転車は前輪を内側へ抱き込むように畳むモデルがあります。泥除けの張り出しが、そのままつかえる原因になります。
買う前に、畳んだ状態でタイヤの上に手のひらを立ててみてください。手が当たる位置に金具が来るなら、外せる形が確実です。カゴの後付けでも同じ確かめ方をします。
おすすめ商品
留め方が決まれば候補は絞れます。2問で見てみてください。
Q1. フォークやリアエンドにネジ穴はありますか?
| 製品 | 留め方 | 対応 | 価格 |
|---|---|---|---|
| フィンガー FI-115FR | ダボ穴・ステー | 18〜20インチ | 2,703円 |
| DAHON純正 Vブレーキ用 | ブレーキ台座 | 20インチ | 4,900円 |
| DAHON純正 簡単装着 | 工具少なめ | 18〜22インチ | 4,200円 |
| あさひ フルフェンダー | ダボ穴・ステー | 20インチ前後 | 3,000円 |
| NICEDACK 前後セット | 挟んで固定 | 幅広い車体 | 1,699円 |
| ROCKBROS 角度調整 | クイックリリース | 前後セット | 3,999円 |
1. フィンガー 小径車用フェンダー FI-115FR(2,703円)
18〜20インチ専用に作られた前後セットです。小径のカーブに合わせてあるので、タイヤとの間隔が素直に出ます。
ダボ穴かステーで留める形なので、車体側にネジ穴があるかを先に確かめてください。
- 小径車のカーブに合う形状で当たりにくい
- 覆う面積が広く、通勤の泥はねを止められる
- ネジ穴のない車体には別の留め方を選ぶ
2. DAHON純正 20インチ Vブレーキ用(4,900円)
ブレーキ台座を使って留める純正品です。DAHONやTernのように、台座はあるがダボ穴が少ない車体で選びやすくなります。
純正だけあって、金具の逃がし方が車体に合わせてあります。並行輸入のため在庫は波があります。
3. DAHON純正 18-22インチ 簡単装着(4,200円)
取り付けの手数を減らしたタイプです。工具を出す回数が少なく、初めて自分で付ける人に向きます。
18〜22インチと幅があるので、20インチ以外の小径車でも候補になります。
4. あさひ フルフェンダー 20インチ 前後セット(3,000円)
ポリカーボネイト製で軽く、前後がそろって3,000円です。国内チェーンの品番なので、サイズ表記が分かりやすいのも利点です。
ステーの曲げ具合で当たりを調整します。取り付けに30分ほど見ておくと落ち着いて作業できます。
5. NICEDACK 前後マッドガード(1,699円)
レビューが4,800件を超える汎用タイプです。挟んで留める形なので、ネジ穴のない車体でも使えます。
覆う範囲は狭く、跳ね上げを完全には止められません。まず安く試したい人向けの選択肢です。
6. ROCKBROS 泥除け 角度調整・クイックリリース(3,999円)
工具なしで着脱でき、角度も変えられます。輪行や車載が多い人は、この形なら畳む日に外せます。
覆う範囲は本格タイプに届きません。雨の中を毎日走るなら、ダボ穴型か台座型のほうが向きます。
調べていて見えたこと
商品ページを並べて気づくのは、価格が上がるほど「留める場所を車体に合わせている」ことです。安い汎用品は挟んで固定し、高い製品はダボ穴や台座を使います。
つまり支払っているのは素材より、当たらないように作られた金具の設計です。

もうひとつ。DAHONのような大手ブランドは純正の泥除けを持っています。車体と同じブランドで探すと、適合で悩む時間が減ります。

よくある質問
買う前の疑問と、付けたあとにつまずきやすい点をまとめました。
応急なら形にはなりますが、走行中の振動で割れると危険です。金具とスペーサーが付いた製品なら2,000円台からあるので、常用するなら製品を選ぶほうが安心です。
後ろです。背中とお尻が汚れるのは後輪の跳ね上げが原因なので、まず後ろを止めると効果が分かりやすいです。前は靴とすねへの跳ね返りを止める役割になります。
張り出したぶん幅が増えるので、袋によっては窮屈になります。電車や車で運ぶ機会が多いなら、工具なしで外せるクイックリリース型を選んでおくと困りません。
タイヤの直径が違うので、20インチの車体には小径車用(18〜20インチ対応)を選んでください。カーブの曲がり具合が合わないと、どこかが必ず当たります。
泥除けとタイヤのすき間が足りていません。付属のスペーサーを足して、金具の位置を数mm外へ逃がしてください。タイヤとの間に指1本ぶんのすき間があれば擦れません。

取り付け位置がワイヤーの通り道と重なっています。金具を裏返して向きを変えるか、ワイヤーの取り回しを少しずらします。ブレーキの効きに関わる場所なので、動かしたあとは必ず握って確かめてください。
小径車は振動が細かく、ボルトが動きやすいです。取り付けから1週間で一度増し締めし、ゆるみ止め剤をネジに1滴つけてください。以降は空気を入れるときに指で触って確かめます。車に積む機会が多いなら、荷室に寝かせる積み方とあわせて外せる形を選ぶと扱いが楽です。
まとめ
泥除けは「付くかどうか」ではなく「どこに留めるか」で選びます。車体を3か所見れば候補は絞れます。
- □ フォークとリアエンドのネジ穴を探した
- □ ブレーキがVブレーキかキャリパーかを見た
- □ 畳んだときに当たらないか確かめた
- □ 1つだけなら後ろから付けると決めた
- □ 取り付け1週間後の増し締めを予定に入れた
- □ 留め方が決まったら → ネジ穴ありはフィンガーの小径車用/なしはDAHON純正のVブレーキ用をAmazonで見る(確かめ方に戻る)
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※当サイトの個人的見解です。取り付けの可否はフレーム形状・ブレーキ形式・畳み方によって変わるため、購入前にご自身の車体をご確認ください。ブレーキまわりの部品を外す作業に不安がある場合は自転車店へご相談ください。価格と評価は2026年8月時点のAmazon表示で、販売者により変動します。
出典:TeraDas「折りたたみ自転車用の泥除けをDIYで取り付けてみた」/Grumpy「ダボ穴のない車体に取り付けるフェンダー」/ミニチャリ東京「ミニベロで使える泥除け」/週末サイクリング部「Vブレーキの台座ボルトを交換する方法」


