自転車ヘルメットのサイズはどう選ぶ?頭囲は眉の上を一周して測る
ヘルメットをネットで買うとき、SかMかで手が止まります。帽子と違って試着ができないので、当てが外れると返品になります。
基準になるのは頭囲です。商品ページにも55〜60cmのように書かれていて、そこに自分の数字を当てるだけで決まります。
問題は、その数字を知らないまま買ってしまうことです。頭囲は眉の上と後頭部の一番出ているところを結んで、水平に一周させて測ります。
1分で終わります。まず測り方の手順を見てください。
自転車専門店による解説です。測り方だけでなく、かぶったあとの合わせ方まで見られます。
頭囲は水平に一周させて測る
先に結論です。耳の上、眉の上、後頭部の一番出ているところ。この3点を結んで水平に一周させます。
メジャーが斜めになると数字が変わってしまいます。鏡を見ながら、床と平行になっているか確かめてください。
- メジャーを額に当てて眉の上を通す
- 耳の上を平行に通す
- 後頭部の一番出ているところを通す
- 床と平行になっているか鏡で確かめる
- 数字を読んでメモする
メジャーが家にない場合は、紐で一周させてから定規で長さを測る方法でも足ります。デカトロンやGIROの案内でも、この代替が紹介されています。
子どもは本人の頭で測る
子ども用を買うときも同じです。年齢の表示だけで決めると、同じ学年でも数センチ違うので外れます。
実際、SG認証の子ども用ヘルメットの商品ページにも、購入前に子どもの頭囲を測ってくださいと書かれています。メーカー側も年齢だけでは決められないと考えているわけです。
1歳から2歳の乳幼児は、対応する頭囲の範囲がさらに狭くなります。そちらは1歳・2歳向けのヘルメットで頭囲47cm対応の製品を扱っています。
境界の数字で迷ったとき
測った数字が、ちょうどサイズの境目に来ることがあります。57cmで「55〜60cm」と「57〜61cm」の両方に入る、という状況です。
この場合は大きいほうを選んで、内側にパッドを足して詰めるのが安全です。小さいほうを選ぶと、締めても頭が入らないという行き止まりになります。
| 状況 | 選ぶサイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 範囲の真ん中に入った | そのサイズ | ダイヤルで詰められる |
| 2つのサイズの境目 | 大きいほう | パッドで詰められる |
| 上限をわずかに超えた | 次の大きいサイズ | 締めても入らない |
| 子どもが成長中 | 今の頭囲で選ぶ | ゆるいと守れない |
成長を見込んで大きめを買いたくなりますが、走行中にずれるものは役目を果たしません。子ども用はダイヤルの調整幅が広いものを選んで、今の頭に合わせてください。
サイズ範囲が書いてある製品
ここからは実際の製品です。誰が使うかと、頭囲を測ったかどうかで変わるので、まず下で絞ってください。
Q1. 誰がかぶりますか?
| 製品 | 対応頭囲 | 重さ | 価格 |
|---|---|---|---|
| 新潟精機 メジャーオート | 1.5mまで | JIS1級 | ¥885 |
| aichari 大人用 | 55〜60cm | 約260g | ¥3,760 |
| Shinmax 帽子型 | 57〜61cm | 約290g | ¥3,799 |
| 子供用 SG認証 | M 54〜58cm | 約380g | ¥3,290 |
| インナーパッド 27個 | 共通 | 貼るだけ | ¥499 |
1. 新潟精機 洋裁メジャーオート(まず測る)
頭囲を測るだけなら、家にある巻き尺で足ります。ただ古いものは伸びていることがあり、数ミリずれます。
これはJIS1級(JIS B 7522)の日本製で、12mm幅の1.5m。両面にcm目盛が付いているので、頭に回した状態でも読めます。
- JIS1級で誤差が小さい
- 両面cm目盛で読みやすい
- 自動巻き取りで収納が楽
2. aichari 大人用(頭囲55〜60cm)
対応頭囲が55〜60cmと書かれているので、測った数字をそのまま当てられます。中学生から大人までの範囲です。
重さは約260g。一般的な300〜350gより軽いので、首への負担が減ります。日本人に多い丸型の頭に合わせた設計です。
- 頭囲55〜60cmに対応
- 約260gで軽い
- 後部ダイヤルで詰められる
3. Shinmax 帽子型(頭囲57〜61cm)
頭囲が大きめの人はこちらです。57〜61cmなので、上の製品では入らなかった人が収まります。
帽子の形なので普段着に合わせやすく、約7.5cmのつばが日差しをさえぎります。SG認証に加えてヨーロッパのEN 1078にも通っています。
- 頭囲57〜61cmで大きめに対応
- 約290gでつばは約7.5cm
- 通気孔11個でムレを抑える
4. 子供用 SG認証(M 54〜58cm)
Mサイズが54〜58cmで、対象年齢は6歳以上。SGに加えてCE・CPSC・ASTMの基準も満たしています。
商品ページにも、購入前に子どもの頭囲を測ってくださいと書かれています。8mmのインナーパッドは取り外して洗えます。
- M 54〜58cm・6歳以上が対象
- 4つの安全基準に対応
- インナーパッドは洗える
5. インナーパッド 27個(境目で迷ったら)
大きいほうを選んだときに、内側に貼って詰めるためのパッドです。500円ほどで買えます。
交換用パッド9個と粘着ドット18個のセット。洗って使えるので、汗をかく季節の入れ替えにも回せます。
- パッド9個と粘着ドット18個
- 大きめを買っても詰められる
- 洗って乾かして使える
用途で選ぶ段階に進んだら、通勤向けは大人用の通勤ヘルメット、小学生は小学生向けの売れ筋で扱っています。
電動自転車に乗る前提で選ぶなら、電動自転車向けの選び方のほうが条件が近いです。
サイズ選びで多い失敗3つ
返品や買い直しにつながるのは、この3つです。
帽子のサイズで判断した
- 状況:普段の帽子がMだからMを買う
- 原因:帽子とヘルメットで基準が違う
- 対処:頭囲の実測値で商品表記に当てる
子どもの成長を見込んで大きめにした
- 状況:来年も使えるようにと大きめを選ぶ
- 原因:ゆるいと走行中にずれてしまう
- 対処:今の頭囲で選びダイヤルで詰める
メジャーが斜めだった
- 状況:測った数字が実際より小さく出る
- 原因:後頭部側が下がって斜めになった
- 対処:鏡で床と平行か確かめて測り直す
マウンテンバイクで使う場合は、覆う範囲そのものが変わります。そちらはMTB用ヘルメットの選び方を見てください。
よくある質問
耳の上、眉の上、後頭部の一番出ているところの3点を結んで、水平に一周させます。メジャーが斜めになると数字がずれるので、鏡で床と平行か確かめてください。
紐で頭を一周させて、その長さを定規で測ってください。デカトロンやGIROの案内でもこの方法が紹介されています。糸ではなく、伸びにくい紐を使うのがコツです。
大きいほうです。小さいほうを選ぶと締めても頭が入らず行き止まりになりますが、大きいほうならインナーパッドを内側に貼って詰められます。500円ほどで調整できます。
おすすめしません。ゆるいヘルメットは走行中にずれるので、いちばん守ってほしい場面で役目を果たしません。今の頭囲で選び、ダイヤルの調整幅が広いものを選んでください。
違います。帽子とヘルメットは基準の取り方が別なので、そのまま置き換えると外れます。かならず頭囲を測って、商品ページの対応範囲に当ててください。
高校生の通学用は、サイズより先に本人が嫌がる理由を潰す必要があります。かぶってもらうための選び方にまとめました。
まとめ
- □ ①測るのは眉の上と後頭部を結んだ水平一周
- □ ②メジャーがなければ紐と定規で足りる
- □ ③境目なら大きいほうを選んでパッドで詰める
- □ ④子どもは今の頭囲で選ぶ
- □ ⑤帽子のサイズは基準が別なので当てにしない
- □ まず測るなら → JIS1級のメジャー/詰めるならインナーパッドをAmazonで見る
ヘルメットのサイズ選びは、頭囲という1つの数字で決まります。逆に言えば、その数字がないまま買うと当たり外れになります。
測るのに1分もかかりません。眉の上と後頭部を結んで水平に一周させる。これを済ませてから注文してください。
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※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。価格は2026年7月時点のAmazon表示で変動します。対応頭囲とサイズ表記はメーカー・モデルごとに異なるため、購入前に必ず商品ページのサイズ表をご確認ください。ヘルメットは安全に関わる用品です。あごひもの調整も含めて正しく装着してください。
参考:デカトロン(子供用ヘルメットのサイズの測り方)/GIRO CYCLING 日本公式(ご自宅でできるサイズ計測法)/ベストスポーツ(通販でのサイズと選び方)
ヘルメットのサイズが合っていても、形で迷う人は多いはずです。帽子型の自転車ヘルメット20選で、SGマークの有無による違いをまとめています。
測ってみて60cmを超えていた方は、大きいサイズの自転車ヘルメット20選で対応頭囲の大きい順に並べています。
白を探している方は、中学生の白い自転車ヘルメットにSG認証つきの白だけを並べています。


